INTERVIEW 05社員インタビュー 05
エクスモーションは
一流のプロ集団です
シニアコンサルタント
井上 一郎
PROFILE
大学卒業後、日本電気でメインフレームのソフトウェア開発に加わる。その後ソニーで、オブジェクト指向を用いた組込みソフトウェアの開発を行う。近年では、マネージメント業務として、イテレーティブな開発プロセスを用いた組織改善、チームビルディング、プロセス改善に注力する一方で、レガシーコードのリファクタリングにも携わる。2013年エクスモーション入社。
ソフトウェア開発における
ボトルネックの多くはスキル不足
一つの小説を10人で1章ずつ同時に書いて矛盾のないストーリーを目指す。これが今のソフトウェア開発の現状です。だからテストをすると動かない。当然1章から書けば矛盾する点は減ります。しかし、ほとんどの企業は効率などの問題からそこまで時間をかけることができません。
そこで私のコンサルティングが必要になるわけです。もちろん効率だけでなく品質も妥協はできません。開発効率においては、自動化できるものは徹底的に自動化することで生産性を上げることを目指します。また、品質に対しては要求の段階でヌケモレ・矛盾をなくし、アーキテクチャ設計の段階で保守性の高い構造を構築します。
ソフトウェア開発におけるボトルネックを探っていくと、多くはエンジニアのスキル不足に行きつきます。そこで私はエンジニアの教育を徹底して行います。まず、各エンジニアが書いたプログラムを熟読し、ひとりひとりのスキルがどれくらいのレベルかを把握します。
シニアコンサルタントとして入社
私は転職してエクスモーションに入りましたが、最初からシニアコンサルタントとして入社するのは初めての例だそうです。
前職は大手家電メーカーのプロジェクトマネージャーでしたが、あるときエクスモーションからスカウトの話が来ました。職種はソフトウェアのコンサルタント。くわしく仕事内容を聞くと、今まで私がやってきたことそのもの。ちょうどその頃はソフトウェア開発が複雑化してきて、最初に10万行でつくったプログラムが、機能追加や変更を重ねると、あっという間に100万行になるということが珍しくなくなっていました。しかし、そのスピード感について来られるエンジニアが不足しており、私は前職でも彼らの教育を担当していたのです。
しかも当時の私は大企業の管理職に飽きてきていました。長時間に渡って書類に判を押す毎日……。自分が現場の最前線に立てる小規模な会社へ移りたいと考えはじめていたのです。
自由だがけっして
分解しないプロ集団
エクスモーションはプロ集団です。たとえればWBC(ワールドベースボールクラシック)の選手。彼らは普段は一緒に練習していませんが、いざ集まると完璧に近いチームワークを発揮します。なぜなら彼らが超一流だからです。エクスモーションもそのような組織です。普段は自由に働いていますが、けっして分解はしません。これからもそのような一流のメンバーと一緒に働いていきたいと思います。具体的にはどこの組織に属しても、ソフトウェアエンジニアとして通用する人です。